ブレジュケーション(JBYDA公認ブレイキン指導者資格)実施報告
本事業は、スポーツくじ助成金を活用し、ブレイキン競技における指導者の専門性および指導環境の底上げを図ることを目的として実施した、指導者育成事業「ブレジュケーション(JBYDA公認ブレイキン指導者資格)」である。
2025年8月9日(土)にライセンスB、8月10日(日)にライセンスAの講習および検定を、秋田県秋田市のILL STUDIOにて開催した。本講習会は、地方都市での開催という特性を活かし、地域スポーツ指導の現場に即した学びの機会を創出することを意識して実施したものである。全国各地からブレイキン指導者および将来的に指導に携わることを目指す受講者が集い、2日間にわたり集中的かつ実践的なカリキュラムを行った。
講習は、競技力向上のみならず、安全性・教育的価値・指導者としての在り方を重視した内容で構成され、以下の要素を体系的に実施した。
ブレイキンの成り立ちや文化的背景、競技特性、指導者に求められる倫理観や社会的責任を整理する座学講習
成長段階や個人差を考慮した指導法、安全管理を前提としたウォーミングアップおよび基本・応用動作の実技講習
技術理解度、表現力、指導視点を総合的に評価する実技検定
競技規則、指導理論、事故防止やリスクマネジメントに関する知識を確認する筆記試験
指導現場で起こり得る課題や対応について意見を交わす質疑応答
地域を越えた指導者同士の情報共有と連携を促進する交流会
本事業では、単に「踊れる指導者」を育成するのではなく、青少年の成長段階に応じた指導ができる人材の育成を重視し、指導時の安全配慮、言語化能力、受講者との信頼関係構築など、指導者としての資質・姿勢を多角的に評価した。受講者からは、地方開催でありながら全国水準の指導内容を受講できたことや、他地域の指導者との交流が今後の活動に大きな刺激となったとの声が多く寄せられた。
本講習会の実施により、ブレイキン指導者の質的向上とともに、地方における競技普及および指導体制の強化に寄与する成果が得られた。今後も本事業を通じて、地域格差の少ないスポーツ環境の整備と、次世代を担う人材育成を継続的に推進していく。